7月に開幕するパリオリンピックの聖火を乗せた船がフランス南部のマルセイユに到着した。パリオリンピックの聖火を運ぶ帆船が8日、マルセイユに到着し、フランス空軍がアクロバット飛行で歓迎した。聖火は先月、古代オリンピックの発祥の地であるギリシャで採火されたもので、聖火リレーの第1走者はロンドンオリンピック競泳の金メダリストが務めた。聖火リレーではおよそ1万人が走り、世界遺産のモン・サン=ミシェルやヴェルサイユ宮殿のほか、2015年の同時多発テロの現場となったバタクラン劇場などをめぐる。そして、開会式が実施されるパリに運ばれ、聖火台に灯される。