車いすラグビーは準決勝で世界ランキング1位・オーストラリアとの激闘を制して、悲願の金メダル獲得へあと1勝とした。日本代表・池徹暢選手は「心の底から嬉しい」とコメント。日本にとって、パラリンピックの準決勝はいつも立ちはだかる厚い壁。ロンドンパラリンピック、リオデジャネイロパラリンピック、東京パラリンピックと3大会連続で涙を流してきた。壁を打ち破るために、チームで意思統一を図ったのが、相手のエースを徹底マーク。オーストラリア・ライリーバット選手は、世界ナンバーワンプレーヤーともいわれている。バット選手にチーム一丸でしつこくマークを続け、相手に傾きかけた流れを何度も食い止めた。日本52−51オーストラリア。金メダルを懸けた決勝:日本×米国は、日本時間のあす未明。