高値が続くコメを巡ってきのう初めて開かれた政府の関係閣僚会議。石破首相から価格高騰の要因や対応の検証などを指示された小泉農水相。先立って行われた衆院・農林水産委員会でとくに問題視したのがコメの流通について。コメの複雑な流通ルートを分析する方針を明らかにした。そんな小泉農水相はきのうも大忙しの位置日だった。
コンビニ大手のローソンではきのうから、一部店舗で2021年産の備蓄米の販売を開始。ファミリーマートの都内店舗では用意された1キロパック30袋ほどが約30分で完売に。視察に訪れた小泉農水相は「全国的に面的備蓄米の展開につながるのではないか」などコメント。また、セブン-イレブンも今月17日から順次東京、大阪、四国の店舗から無洗米にした備蓄米の発売を開始すると発表。スピード重視で広がる備蓄米の流通。しかし、その流通をめぐって小泉農水相から「ほかの食料品と比べて、コメの流通というのは極めて複雑怪奇。そしてブラックボックスがあると、こういった指摘が多々寄せられている。まずコメの流通を可視化させたい」など発言があった。さらには社名は伏せるとしながらも大手卸売の利益が跳ね上がっていることを強調し、流通のあり方が価格高騰の原因として考えられると指摘した。午後にはコメの流通を担うJA全中の山野会長が記者会見に臨んだ。高騰するコメの価格については「購入される販売価格の高騰を臨んでいるわけではない。一方で資材はここ数年間高騰・高止まりしており、コスト増加分を販売価格に反映していかないと持続可能な生産は実現できないとの不安な声が全国の生産者から届いている」などコメント。会見では競争入札で売り渡された備蓄米が消費の現場に行き届いていない現状についても質問が。山野会長は「全農が備蓄米供給を渋っていることは全く無い」などコメント。一方で小泉農水相が言及したのは農協のあり方。また小泉農水相は「いままでの流通の全てを一回総ざらいしてあり方を見つめていく」などコメント。
コンビニ大手のローソンではきのうから、一部店舗で2021年産の備蓄米の販売を開始。ファミリーマートの都内店舗では用意された1キロパック30袋ほどが約30分で完売に。視察に訪れた小泉農水相は「全国的に面的備蓄米の展開につながるのではないか」などコメント。また、セブン-イレブンも今月17日から順次東京、大阪、四国の店舗から無洗米にした備蓄米の発売を開始すると発表。スピード重視で広がる備蓄米の流通。しかし、その流通をめぐって小泉農水相から「ほかの食料品と比べて、コメの流通というのは極めて複雑怪奇。そしてブラックボックスがあると、こういった指摘が多々寄せられている。まずコメの流通を可視化させたい」など発言があった。さらには社名は伏せるとしながらも大手卸売の利益が跳ね上がっていることを強調し、流通のあり方が価格高騰の原因として考えられると指摘した。午後にはコメの流通を担うJA全中の山野会長が記者会見に臨んだ。高騰するコメの価格については「購入される販売価格の高騰を臨んでいるわけではない。一方で資材はここ数年間高騰・高止まりしており、コスト増加分を販売価格に反映していかないと持続可能な生産は実現できないとの不安な声が全国の生産者から届いている」などコメント。会見では競争入札で売り渡された備蓄米が消費の現場に行き届いていない現状についても質問が。山野会長は「全農が備蓄米供給を渋っていることは全く無い」などコメント。一方で小泉農水相が言及したのは農協のあり方。また小泉農水相は「いままでの流通の全てを一回総ざらいしてあり方を見つめていく」などコメント。