日本時間あす、トランプ大統領とプーチン大統領がアラスカ州アンカレジで首脳会談を行う。この場所はかつて海外旅行をする日本人に馴染み深い場所だった。アンカレジは人口30万人程で夏場でも14.2℃と涼しい地域。アンカレジ国際空港は1960~1980年代頃まで日本からロンドンやローマに向かう際、航空便の給油地として使われていた。アンカレジにはアメリカ軍のエルメンドルフ・リチャードソン基地があり、昭和天皇も訪れていた。アラスカで米露首脳会談が開かれる理由についてウシャコフ大統領補佐官は「アラスカ州で開催することは極めて理にかなっている」と述べている。元々アラスカはロシア領だが、財政難に陥った際に格安でアメリカに売却した。後に沢山の資源が見つかりアメリカが大儲けした歴史もある。最も大事なのは身の安全の確保で、モスクワからアンカレジに直接移動することが可能でアメリカ軍基地なのでセキュリティー面で問題なしという背景がある。