日本製鉄、USスチールは買収をめぐって合意していたが、クリーブランド・クリフス社が日本製鉄を批判。日本政府は「個別企業の経営者の発言について、コメントしない」としている。日本製鉄が提案する買収計画と比べ、クリーブランド・クリフス社の案は見劣りするなか、ゴンカルベスCEOは理屈ではなく感情論を唱えているという。トランプ大統領は買収に否定的だったが、日本製鉄の案のほうがアメリカ国内の雇用が増えることは必至。考えを翻すことも考えられる。一方、クリーブランド・クリフス社を支持することで、国内世論も好意的に受け止めるのなら、大統領が同社に有利な動きを見せるかもしれないという。