米国の中央銀行にあたるFRBのパウエル議長は23日、9月に利下げを行う考えを強く示唆した。パウエル議長は先月「早ければ9月に利下げを行う可能性がある」と発言していたが、より踏み込んだ形。「インフレ率は目標の2%に安定的に向かう」とする一方、労働市場については悪化するリスクを注視する姿勢を示した。利下げの幅やペースについては今後のデータや見通し、リスク次第だとしている。実現すればコロナ後の世界的なインフレ局面で初めての利下げとなる。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.