円安に対する日銀の対応について、野口は、日銀は、賃金と物価の好循環が見られれば、利上げしていくとしており、今後の賃金の状況を見ながら、利上げを判断していくのではないかなどと話した。6月ごろには、業界全体の賃上げの状況が明らかになるとされており、その結果を踏まえ、7月の金融政策決定会合以降、日米の金利差を縮める動きに出ることも考えられるという。今後について、野口は、30日から2日間行われるアメリカの金融政策を決める会合が終わった後に、パウエル議長が何を話すかが注目されるなどとし、アメリカの経済指標の動向なども注目されるなどと話した。