米中西部アイダホ州の法律は妊婦の死亡を防ぐ場合など限られた場合を除いて人工妊娠中絶を禁止していて、手術した医師にも刑事罰を科す内容となっている。これに対し女性の中絶の権利を擁護するバイデン政権が州法の差し止めを求めて提訴していたが、連邦最高裁は緊急の場合には医師の判断で中絶手術を行うことを認めるべきだとの判断を下した。ただ、最高裁の判断は州法の是非そのものには踏み込んでおらず、米メディアは「中絶の権利擁護派にとって一時的な勝利だ」などと伝えている。
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