(中継)米国・ワシントン。民主党の大統領候補者指名レースの行方だが、バイデン大統領から後継指名を受けたハリス副大統領以外、表立って立候補の意思を示す候補者は出てきていない。このため民主党の大統領候補者はバイデン氏やクリントン元大統領夫妻が支持を表明したハリス副大統領で決まるのではないかとの見方が有力。さらにオバマ元大統領の2008年と2012年の選挙戦を支えたOBがハリス氏の選挙戦を支援するとの情報もある。米国メディアは大統領候補に加え、副大統領候補にも注目。民主党内ではバイデン氏よりもハリス氏の支持率は下回らないという見方が大勢。トランプ氏の陣営はハリス氏の攻撃材料を探しているとの情報もある。CBSテレビがトランプ前大統領の暗殺未遂事件後の今月16日~18日にかけて行った世論調査では、バイデン氏vsトランプ氏だと支持率は47%・52%とトランプ氏リードに対し、ハリス氏だと48%・51%と3ポイント差になっている。3ポイント差は誤差の範囲とも言われているので数字が今後どう推移していくのかも注目が集まっている。トランプ氏は「ハリス氏の方が戦いやすい」と対決姿勢を示している。その他にトランプ氏の陣営はハリス氏の攻撃材料を探しているという情報もある。ハリス氏に対抗するような民主党の強い候補はいないのか?との質問に風間は「米国では例えばカリフォルニア州・ニューサム知事とかミシガン州・ホイットマー知事の名前が上がっているが、ハリス氏を下ろして白人男性じゃないだろうという感覚は米国にあるんじゃないかと思う。そういう意味では女性のホイットマー知事は可能性があるのではないか」等とコメント。