日銀は政策決定会合を開き3会合連続で追加の利上げを見送った。利上げを見送った理由について日銀・植田総裁は「米国次期政権の経済政策をめぐる不確実は大きい」と来年1月に誕生する米国・トランプ次期政権の政策の影響を見極める姿勢を強調した。米国・パウエル議長も「一部のFOMC参加者は政策の不確実性がインフレの不確実も高めていると指摘」と日米ともにトランプ政権の出方をうかがっている。そして、日銀・植田総裁は追加利上げを決めるうえで来年の春闘の賃上げについても指摘した。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.