石破総理大臣はきょう未明、ワシントンでトランプ大統領と初めての日米首脳会談を行った。石破総理は安倍元総理とトランプ氏の功績を称えたのに対し、トランプ氏も「安倍氏は素晴らしかった。その友人が来てくれたことを嬉しく思う」と歓迎。会談で石破総理は日系自動車企業のアメリカへの新たな投資を発表し、日本からの対米投資が5年連続で世界一であることや、雇用での貢献を訴えた。これに対し、トランプ氏は日本の貢献を認めつつも多額の対日貿易赤字を指摘し、日本に関税を課す可能性に言及。会談後の共同記者会見では第一印象について両首脳は共に「強いリーダーだ」と述べた。会見で石破総理は今後、約150兆円の投資拡大やアメリカから液化天然ガスの輸入を行う考えを示した。また、安全保障面では「日米同盟の抑止力と対処力を高め連携を確認した」と述べた。さらに、トランプ氏の日本訪問を要請し、トランプ氏もこれを受け入れる考えを示した。