就任100日目を迎えるトランプ大統領は、まもなく支持者に向けた集会を開き成果をアピールするとみられている。その前にアメリカ政府は自動車部品への追加関税について自動車メーカーへの負担軽減策を発表した。今月3日に発動した自動車への25%の追加関税。これまでアメリカは乗用車への関税は2.5%、トラックには25%の関税をかけていた。来月3日には輸入自動車の部品に対し25%の追加関税が課される予定。この追加関税について今日未明、負担軽減策が発表された。外国から輸入する部品を使って自動車生産する場合、完成車の価格の3.75%分の関税負担を免除するという。アメリカで生産される全ての自動車が対象で、日本のメーカーにも適用される。アメリカ政府高官は「国産の部品を85%以上使えば関税負担はゼロになる」と説明している。今日はこの後、赤沢大臣が訪米し2度目の関税協議が行われる。関税交渉を巡ってベッセント財務長官は「交渉が順調に進んでいる」とも話しており、SNSでも「日本との交渉も非常に充実したものだった」と投稿している。