関税の打撃を受ける中小企業などが起こした裁判。アメリカの国際貿易裁判所は28日、トランプ大統領が4月に発動した世界各国への「相互関税」とカナダ、メキシコ、中国への関税の差し止めを命じた。判決文によると、関税の根拠となった法律は世界規模の報復的な関税を認めず、大統領の権限を逸脱し違法と判断している。一連の関税政策をめぐる初の司法判断でトランプ政権にとっては打撃となる。ホワイトハウスは判決を不服として控訴する方針。
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