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「ワシントン(アメリカ)」 のテレビ露出情報

アメリカの相互関税をめぐる新たな措置が日本時間きょう午後1時過ぎに発動となる。一方で、日本が一番望む自動車関税の引き下げに関しては実施が見通せていない。日本からアメリカに輸出される自動車の関税率は従来は2.5%だったが、4月3日からは追加関税25%が加わり27.5%となっている。赤沢亮正経済再生担当大臣によると、この税率では1時間に1億円ずつ損失が出ている企業もあるという。先月23日の日米協議において税率を15%とすることで合意したが、トランプ大統領の大統領令への署名が見通せていない。早期の引き下げを求める一方で、赤沢大臣は「時間がかかる」とも発言している。関税をめぐってアメリカと最初に合意したイギリスも合意から実現に54日かかっている。ただし、イギリスはアメリカと協定文書を作成しているが、早さを求める日本は合意文書を作成していない。アメリカの自動車業界からは日本の自動車関税を15%に引き下げることに不満が噴出している。アメリカの自動車大手のビッグ3(GM、フォード、クライスラー)はメキシコ、カナダから部品を調達しアメリカ市場向けに完成車を輸入しているが、トランプ大統領はメキシコとカナダに対してUSMCA(アメリカ・メキシコ・カナダ協定)の適合品を除いて25%の自動車関税を維持している。ロイター通信によると、ビッグ3で作る自動車貿易政策評議会は「アメリカ製部品を使っていない日本からの輸入車に北米生産車よりも低い税率を課すのは不公平だ」と強い懸念を示している。明星大学教授・細川昌彦は「イギリスを考えると早くて9月。EUと韓国が合意文書を作成中。日本は合意文書を作成していないが、アメリカにしてみれば日本だけ先に関税を引き下げるわけにはいかない。当事者間で覚書を作り実施日を確認しておけばよかったがそれもない。日本は完全に読み違えた」と指摘した。ジャーナリスト・柳澤秀夫は「国と国との間の交渉事でこういうものがないのは信じがたい」、慶応大学教授・中室牧子は「トランプ大統領のこれまでの言動や行動を見ていると、国家間で行われた約束事を簡単に撤回する人でもある。両国の間で齟齬が出てきていることを考えると、協定文書を作成しなかったことが裏目に出ているように感じられる」などとコメントした。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月7日放送 11:30 - 11:50 フジテレビ
FNN Live News days(ニュース)
トランプ政権による相互関税などの合憲性をめぐり、連邦最高裁は5日政権と原告の双方から主張を聞く口頭弁論を開いた。この中では、保守派とリベラル派双方の判事から懐疑的な意見がでた。これについてトランプ大統領は、記者団に対して違憲の判断に備えて代替策を練る必要性に言及した。一方、代替策には比較的時間がかかるとも語り、現状の関税政策が「最善策だ」としている。

2025年11月7日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(ニュース)
トランプ大統領は代替案は発動前に調査が必要で発動までに時間がかかることに不満を示した。相互関税の合法性を巡る訴訟では共和党政権と価値観が近い保守派の判事からも疑問視する声がある。

2025年11月7日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
トランプ政権による相互関税などの合法性をめぐっては、連邦最高裁で5日に審理がはじまり、保守派の判事からも合法性を疑問視する指摘が相次いた。トランプ大統領は6日、審理はうまくいったと述べる一方で、政権にとって不利な判決がくだされた場合に備えて、代替策を検討する必要があるとの考えを示した。最高裁で違法と判断された場合、すでに徴収した関税の払い戻しなど大きな混乱が[…続きを読む]

2025年11月7日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおびJNN NEWS
トランプ大統領は連邦最高裁で相互関税などが違憲と判断される事態に備え、代替手段を検討する考えを示した。代替手段は分野別の関税の対象拡大などが取り沙汰されている

2025年11月7日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
トランプ政権が発動した相互関税などの合法性を巡り、5日、アメリカの連邦最高裁判所で初めての口頭弁論が行われた。欧米のメディアは合法性について懐疑的な見方が示されたと伝えている。

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