15日、アメリカアラスカ州で行われた米露首脳会談。ウクライナでの停戦に向けた進展について具体的な言及はなかった。トランプ大統領はSNSでウクライナのゼレンスキー大統領やヨーロッパの指導者らと電話で話したと明らかにし、残虐な戦争を終わらせる最善の方法は停戦合意ではなく戦争を終結させる平和合意を直接目指すことだと投稿した。英国BBCは和平交渉には時間がかかりウクライナではなくロシアにとって都合がよいと指摘、ワシントンポスト紙はより多くのものを得るため時間稼ぎの戦術をとるロシアに同調する劇的な方針転換だと伝えている。ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、ワシントンでトランプ大統領と会談する予定。ウクライナ、ロシア、アメリカの3者会談に向けた調整が進むかが焦点。
