アメリカで、今でも話題に上がるジョン・F・ケネディ暗殺事件。明日で60年を迎えるにあたり、当時現場で警護に当たっていたポール・ランディス氏が沈黙を破り新たな証言を出した。当時オズワルド氏の単独犯とされていたが、未だに不可解な謎が多く残っている。当時は3発の銃弾の内最後の弾が致命傷になったが、現場からすぐ近くに弾痕があったとされていた。だが、ランディス氏は「大統領夫妻が座っていた後部座席に弾丸があった」等と話している。これが本当なら一度にテキサス州の人を含めて短時間で殺害するのは難しく、別人の可能性があるという。長年この事件の真相を求めていたバージニア大学のサバト教授は「オズワルドの単独犯である圧倒的な証拠が大量にあり、記憶違いの可能性がある」等と話し、この謎について、誰もが納得できる結論になるかが注目される。