- 出演者
- 菊池真以 三上萌々
オープニングの挨拶。
2020年の大統領選挙の雪辱を目指すドナルドトランプ前大統領は、ニューヨーク出身の78歳。7月には激戦州・ペンシルベニア州の選挙集会で暗殺未遂に遭ったが、かえって「暴力に負けない強い指導者」を印象づけた。そのトランプ氏が徹底的に民主党を攻撃したのが移民政策。不法越境者が3年連続で過去最多を更新し、不満が高まる中、国を守るとアピール。ただ「移民がペットを食べている」「移民が米国の血を汚している」などと過激な発言を連発し、国の分断をあおっている。キャッチフレーズは「アメリカファースト」。保護主義的な貿易政策を掲げ、海外からの輸入品に対する関税を大幅に引き上げるとしている。外交に関しては、首脳同士の個人的な関係や、2国間での交渉を重視するとみられる。特にロシアのウクライナ侵攻については「プーチン大統領とも、とてもいい関係なので、すぐに解決できると思う」と述べていて、米国の方針転換も予想される。
激しい戦いとなった今回の大統領選挙。選挙戦は夏ごろから異例づくめの展開だった。7月13日、トランプ前大統領に対する暗殺未遂事件が米国を揺るがした。耳から血を流しながらも拳を突き上げてみせたトランプは直後の共和党大会にも参加。力強さをアピールし、日本では“ほぼトラ”“確トラ”などと言われたほど、流れを大きく引き寄せる。この直後、トランプとのテレビ討論会で制裁をかいた現職のバイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明。土俵際に追い込まれた民主党だったが、ここから反転攻勢。バトンを受け取ったのは米国初の女性副大統領のハリス。大きく若返った候補者のもと、民主党は息を吹き返す。勢いに乗ったハリスは支持率を伸ばし、9月には一時、全米世論調査の平均でトランプをリード。しかし、10月に入ると勢いに限りが見られ、両者の支持率はほぼ横一線となった。最後まで激しい戦いが繰り広げられた。
米国大統領選挙でトランプ前大統領が勝利宣言をしたことを受け、石破総理は「心からお祝いを申し上げる」と祝意を述べた。石破総理は昨夜、トランプへのお祝いのメッセージの中で、「日米同盟のさらなる強化と『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて緊密に連携していきたい」と伝えた。また、トランプとの早期の面会にも意欲を示したが、政府関係者によると、今月ブラジルで行われるG20サミットに合わせて米国を訪問し、トランプと面会することを検討しているという。
6日午前9時すぎ、自民党本部に集まるのは、「インナー」と呼ばれる議員たち。税に関する専門知識を持ち、毎年行われる税制改正議論を事実上牛耳ってきた。しかし、宮沢洋一税調会長は、今年の議論について「税の論理だけではない世界がある」と話す。衆院選で与党が過半数を割り込み、これまでのように法案を成立させることが難しくなったことで、国民民主党とも協議を行う必要があるため。議論の焦点は、「103万円の壁」の見直しでどう折り合うか。国民民主党・玉木雄一郎代表が求める所得税の非課税対象を103万円から178万円に引き上げた場合、政府は国と地方あわせて7〜8兆円の減収が見込まれると試算。予算運営や国会編成で国民民主党の協力を取り付けながら、大幅な税収減も避けるという“二兎を追う”ことになった少数与党の自民党。
先月、茨城県八千代市町の畑でシートに包まれ白骨化した遺体が見つかった事件。別の事件で勾留中の男が「数年前に女性の遺体を畑に埋めた」と供述していて、警察が身元の特定を進めていたが、DNA鑑定の結果この遺体が古河市に住む女性と判明した。女性は2020年の5月には行方が分からなくなっていて、警察が別の事件で服役中の女性の長男に事情を聞いたところ、「自宅で自殺した。遺体の処理を知人に依頼した」と供述しているという。
株と為替の値動きを伝えた。
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世界が注目する米国の大統領選挙。共和党のトランプ前大統領が、勝利を確実にしたと現地メディアが報じた。大接戦が予想されていた。ところがトランプ氏が終始、リードした形で進んでいった。現地時間の午前2時半、米国・フロリダ州にある共和党のトランプ陣営の会場は、熱気に包まれた。大きな歓声の中、トランプ氏が壇上に上がった。これから勝利宣言を行うものとみられる。投票が始まったのは、現地時間の5日。既に期日前投票を済ませていた民主党のハリス氏はワシントンにある選挙本部へ。有権者に電話で支持を呼びかけた。各地の投票所には朝から長い行列ができた。南部ノースカロライナ州。初めて選挙に訪れた大学生が手にしているのは、投票を証明するシール。中には、こんな投票所も。周辺にはこのようにバリケードが設置されているほか、建物を囲うように、フェンス、更には鉄柵が設置されていて、厳戒態勢となっている。アリゾナ州では前回の大統領選でトランプ氏が敗北し、武装した支持者が詰めかける事態に。そのため、今回は警備が強化された。
歴史的な大接戦と言われた米国大統領選挙。日本時間の6日朝から開票作業が始まった。午後7時。ジョージア州の投票が締め切られ、多くの人がバーに集まって結果を見守っている。激戦州の1つ、ジョージア州ではハリス氏の支持者が期待の表情を浮かべて、開票結果を見守る。選挙結果を左右するといわれる7つの激戦州の結果は、予想より早く判明した。日本時間の午後1時ごろ、南部ノースカロライナ州でトランプ氏勝利が伝えられる。ノースカロライナ州でトランプ氏の勝利が伝えられると、こちらの民主党支持者の方は涙を流している。ハリス氏の支持者には不安の色が広がった。日本時間の午後3時ごろ、ジョージア州でもトランプ氏が勝利。午後4時すぎには、選挙人の数が最も多く最重要州とされる東部ペンシルベニア州での勝利が伝えられた。速報を受けて、フロリダ州のトランプ陣営の会場では。一方、ワシントン。ハリス氏の母校であるハワード大学には、米国初の女性大統領の誕生を信じ、支持者が集まっていた、しかしハリス陣営の幹部から、今夜はハリス副大統領がこちらの会場には来ないとの説明があった。集まっていた支持者の人たちも会場をあとにしている。ハリス氏の支持者の願いは届かず、6日夜、トランプ氏の再選が確実なものとなった。
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- FOXニュースアメリカ合衆国大統領選挙カマラ・ハリスジョージア州(アメリカ)ドナルド・ジョン・トランプノースカロライナ州(アメリカ)ハワード大学フロリダ州(アメリカ)ペンシルベニア州(アメリカ)ワシントンDC(アメリカ)
ものづくりに欠かせない工作機器の展示会。米国企業と取り引きのある日本の企業は今回の大統領選の結果を、どのように見ているのだろうか。トランプ氏の当選が確実との報道も出ているけれども影響は。多くの企業で聞かれたのが関税について。トランプ氏は大統領選で、海外からの輸入品に対する関税を大幅に引き上げると主張してきた。ある調査によると、どちらの候補の当選が経営にプラスかと日本企業に聞いたところ、トランプ氏と答えた企業は15%にとどまっている。町工場が集まる東京・大田区の中心地、蒲田。ここにそびえ立つのが、トランプタワー。ニューヨークのトランプタワーと名前が同じということで、8年前、蒲田のトランプタワーとして話題となった賃貸マンション。名前の由来は建物が13階建てでカードのトランプの13枚にちなんだもので、10年前に命名。トランプ氏と関係はないが、トランプ氏を蒲田から応援している。ただこの8年間のトランプ氏の言動から複雑な心境も。
米国大統領選挙について。トランプ氏の返り咲きで世界はどのように変わっていくのだろうか。これは大きな勝利だと祝意を示したのはイスラエルのネタニヤフ首相。ロシアの国営テレビもトランプ氏の再選を伝えている。ペスコフ大統領報道官はプーチン大統領が祝意を伝えるかどうか問われると「その計画は承知していない」と述べた。また、ウクライナへの侵攻を終結させるとしたトランプ氏の発言については「それが実行されるかどうか、どのようにするかは来年1月以降に分かるだろう」と話した。一方、中国では国営の新華社通信が「トランプ氏が大統領選の勝利を宣言した」と速報で伝えている。
米国大統領選挙でトランプ前大統領が勝利宣言をしたことを受け、石破総理は「心からお祝いを申し上げる」と祝意を述べた。石破総理は昨夜、トランプへのお祝いのメッセージの中で、「日米同盟のさらなる強化と『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて緊密に連携していきたい」と伝えた。また、トランプとの早期の面会にも意欲を示したが、政府関係者によると、今月ブラジルで行われるG20サミットに合わせて米国を訪問し、トランプと面会することを検討しているという。
TBS NEWS DIGの告知。
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秋の叙勲のうち、大綬章の親授式が皇居で開催された。天皇陛下が元連合会長・古賀伸明さん、元環境大臣・小沢鋭仁さんに旭日大綬章を手渡された。
東京消防庁の一日消防署長に任命されたのは、河北麻友子さん。きのう午後、東京・練馬区にある映画ハリーポッターの体験施設で、首都直下地震による火災が起きた想定で消火訓練が行われた。今年の都内の火災は3616件で、去年の同じ時期と比べ54件増えている。火災が増える季節を前に、東京消防庁は「各家庭に消火器を用意して、日頃から備えてほしい」としている。
子どもたちに配られたのは人気アニメガンダムのプラモデル通称ガンプラ。プラモデルの部品の中から熱心に見つけているのは細かくして混ぜられたペットボトルの破片。熱心に探していた理由は子どもたちが海岸清掃して拾い集めたペットボトル。清掃で集めたおよそ100本を学校で水洗いして汚れを落としその後プラモデルメーカーがペットボトルを粉砕し原料としてリサイクル。素材が異なるため1%以上混ぜるとパーツが型通りに作れない。安全性も慎重にチェックしようやく完成。子どもたちの次の任務は家族や近所の人など、できるだけ多くの人にリサイクルの重要性をアピールすること。
今年は、鎌倉時代の元寇、文永の役から750年。福岡市の飯盛神社では日本とモンゴル流の流鏑馬が披露された。今年は博多湾も舞台となった文永の役から750年、そして日本とモンゴルの文化交流樹立50周年でもあることから、モンゴル流の流鏑馬も披露された。馬術協会の会長をはじめモンゴルからやってきた4人は元寇の頃の鎧兜を身にまとって参加した。モンゴルでも神事として、相撲などとともに披露されるという流鏑馬。幼い頃から移動手段として馬を乗りこなしてきただけにそのスピードや技術も磨き抜かれていた。
ようやく冬の便り。富士山の山頂付近にうっすらと雪が積もっている様子が確認され、麓の山梨・富士吉田市は、市独自の「初雪化粧宣言」を発表した。2006年に宣言発表を開始して以来、最も遅い発表となった。