今回日本に招待したのはイタリア人のエレナさん。エレナさんの自宅倉庫にあったのはマンガのほか風鈴だった。イタリアにもヴェネツィアングラスなど華やかなガラス工芸品はあるが風鈴は見た目だけでなく美しい音色まで兼ね揃えた世界に類をみない芸術品とエレナさんは話す。風鈴の期限は寺の四隅に吊るす魔除け道具「風鐸」とされる。また風鈴が鳴ると脳が風が吹いていると認識し涼しいと錯覚して肌の表面度が1~2℃下がる効果があると注目される。エレナさんは10歳の時に日本のドキュメンタリー番組で風鈴に一目惚れ、倉庫にあるのは自作だという。エレナさんは築約50年の実家で両親と3人暮らしで美術大学卒業後医療機器部品の製造会社に就職、風鈴職人になりたいとアルバイトをしながら毎日、独学で挑戦しているという。原料に使用しているのはムラーノガラスで見た目は風鈴であるが、音についてはダメであると姉からもダメ出しされる。そんなエレナさんをニッポンへご招待をサプライズで伝えた。