5月9日は、ロシアにとって第二次世界大戦の戦勝記念日となる。首都モスクワでは記念式典が開かれ、プーチン大統領が演説する予定となっている。ウクライナ侵攻が3年目となる中、プーチン大統領は、ゼレンスキー政権を一方的にナチスに重ね、軍事侵攻を正当化する主張を繰り返していた。8日、ウクライナのゼレンスキー大統領は動画メッセージで「80年前、数百万人のウクライナ人たちがナチズムを打ち砕くために戦ったが、我々は再び悪に立ち向かっている。このアクトはロシアファシズムだ」として、ロシアをナチスになぞらえて非難した。