取り返しのつかないミスを連発し撤退を求める声が強まっている。大統領選挙からの撤退圧力に晒されている米国のバイデン大統領、11日のNATO首脳会議で「決断力と勇気を兼ね備えたウクライナの大統領にこの場を渡しましょう。“プーチン大統領”です」とあろうことかゼレンスキー大統領を“プーチン大統領”と言い間違えて紹介。その後すぐに気づいて訂正した。ところがこの後行われた記者会見でもまさかの発言。ハリス副大統領について言及する場面で「彼女が大統領になる資格がないと考えていたら私は“トランプ副大統領”を副大統領には選ばなかっただろう」とハリス副大統領を“トランプ氏”と言い間違える痛恨のミス。これについてトランプ氏はSNSで「よくやったジョー」と揶揄。12日の演説でバイデン大統領は選挙戦の継続を強調している。スタジオの早稲田大学・中林美恵子教授がこの見過ごせない事態について「バイデン陣営では大口献金者も選挙資金を凍結し選挙応援に使わないという判断をしたところも出てきた。ただ選挙まで4か月を切り時間がいない。今どうしたら民主党内が割れないかということが民主党内で最も大事な懸案となっている。このままバイデン氏でいく可能性も出てきている」などと解説。