アメリカとロシアがウクライナ停戦に向け高官協議を行った。アメリカとロシアの外交、安全保障の高官協議は3年ぶりのこと。アメリカから3人、ロシアから2人が出席した協議は4時間半に及んだ。アメリカ国務省によると、アメリカとロシア両国は在外公館の業務など関係正常化に向けた協議の枠組みを設置することで合意。また「全ての当事者が受け入れられる形」で、できるだけ早期に戦争を終わらせるため新たな高官協議を始める事でも合意した。ただ焦点だったプーチン大統領とトランプ大統領の会談についてはロシア側が「日程について話すのは時期尚早」だとして具体的な日程は決まらなかった。一方、高官協議を受けトランプ大統領は、今月中の会談の可能性を匂わせた。しかし今回の米露高官協議に不快感を表したのはウクライナ・ゼレンスキー大統領。