アメリカ政府の複数の高官は、ウクライナに対する軍事支援を再開させる可能性を示唆した。ホワイトハウス・レビット報道官は5日に記者会見で、ゼレンスキー大統領がトランプ大統領に送ったとされる手紙について「前向きな兆候だ」などと歓迎し、鉱物資源に関する協定の署名に向けた協議が進んでいることを明らかにした。ゼレンスキー氏からの手紙には「できるだけ早く交渉のテーブルに着く用意がある」と書かれていたとしている。アメリカ・ウォルツ大統領補佐官も、信頼関係が構築されれば検討されるとの見方を示している。一方ゼレンスキー氏は5日、ウクライナの大統領府長官がアメリカ・ウォルツ氏と会談したことを明らかにしていて「来週には最初の成果が出ることを期待している」との見解を示した。