今月16日、トルコのイスタンブールで行った高官急協議ではロシアとウクライナがそれぞれ1000人の捕虜交換で合意した。これについて22日、ロシア大統領府のペスコフ報道官とウクライナのゼレンスキー大統領は、それぞれ交換対象の捕虜名簿が届いたことを明らかにした。ゼレンスキー大統領は、捕虜交換の実現に向けて取り組んでいると強調するとともに、早期に次回の協議を行えるよう準備を進めているとした上で、ロシア側が停戦に応じるよう国際社会からの圧力を強める事を重ねて求めた。両国の協議について、米ウォール・ストリート・ジャーナルは22日、来月中旬にバチカンで行われる見込みだと伝えている。