繊細で複雑な味わいを楽しめる日本生まれのウイスキー「山崎」。大阪の蒸留所には多くの外国人観光客の姿が。国の輸出重点品目であるウイスキーはこの6年で輸出額が約4倍増えていて、海外の市場が順調に拡大している。日本洋酒酒造組合は組合が定める基準を満たしたジャパニーズウイスキーにつけるロゴマークを披露。ジャパニーズウイスキーの定義は、仕込みには国内でとれた水のみを使用、国内の蒸留所で糖化・発酵・蒸留をする、国内で3年以上貯蔵し瓶詰めするなどの基準がある。今後、自主基準の法制化を目指すなどし、認知度向上と共に模倣品を防ぎたい考え。ブランドを守り育てていきたいという業界の動きに現場からも期待の声が上がる。