NHKは、総務省の発表をもとに、衆議院選挙の1票の格差を試算した。次回の選挙では、新たな区割りが適用されるが、全国289の小選挙区で、人口が最も多い福岡5区と最も少ない鳥取1区を比較すると、1票の格差は2.08倍に。去年の最大の格差と比べて0.026ポイント拡大した。このほか、福岡3区や茨城6区、京都6区など、全国8つの選挙区で2倍以上となり、去年の同じ時期の試算と比べて、4選挙区増えた。新たな区割りは、1票の格差を是正するために適用されるが、今回の試算では、最大の格差が拡大し、格差が2倍以上の選挙区も増える結果となっている。