女性が56歳でオープンしたインドの日本食堂を取材。インド南部のベンガルールには世界的ITの企業インフォシスがあった。街は巨大ビルの建設ラッシュで、庶民は裕福になっていた。庶民の楽しみはインド映画。映画のシーンでは、観客も一緒に踊っていた。お金持ち用の最新映画館もあり、週末は1席約4450円。観客は寿司を食べながら映画を観ていた。路上にはスイカ屋さんやココナッツジュース屋さんがいて、コロナ禍から支払いはデジタル通貨になっていた。聞き込みをして日本食堂あずきビストロにたどり着いた。客は天ぷらをワサビ、チリソースにつけて食べていた。チャーシューやカレーが人気。店主の後藤さんはインドに来て30年以上で元看護師。56歳であずきをオープンした。インドにはベジタリアンが多いため、ベジタリアンのメニューも多く揃えている。ベジラーメンは野菜に昆布出汁、麺には豆乳を絡ませている。具材には自家製の厚揚げものせている。スパイシー枝豆やスパイシーサーモンも人気。寿司職人のギャビンさんは、ベンガルールに比べて貧しい北東インド地方から働きに来た。ギャビンさんは農林水産省が外国人日本食料理人の認定試験を受けた。シルバーランクに挑戦し、合格して銀メダルをとった。