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「万葉集」 のテレビ露出情報

今回は大河ドラマ「光る君へ」のコラボSP。現在、SNSの普及により、短歌が毎分のように投稿されている。その影響で、歌集も1万部を超えるものが次々と登場している。歌人ではない人たちもの歌集も注目を集めている。今回はこのように現在ブームとなっている「短歌」について掘り下げていく。
短歌が五七五七七になった理由について。古代の日本には「歌垣」という男女が集まって食事や踊り、歌を掛け合って楽しんでいた行事があった。諸説あるが、そこでの歌の掛け合いが短歌の始まりと言われている。五七五七七になった理由には、掛け合いに適したリズムであることや、ちょうどいい長さであったこと、個人の感情が言えることなどがあると考えられている。短歌がどうして定着していったのか。万葉集の頃の和歌の特徴は、素朴で率直に感動を表現していることで、主に宮中で嗜まれていた。平安時代の短歌になると、直接的には感情表現はせず、象徴を用いることをや隠して伝えることが美しいとされるようになった。当時、貴族の男女が簡単には会えなかったため、歌の送り合いが交際のきっかけになることがあった。このため歌の表現はより繊細になっていき、言葉遊びや本歌取りなど、歌のルールも確立されていった。そして明治時代、和歌に革命が起きた。正岡子規は、言葉遊びや本歌取りなどのルールを無視して見たままを歌った。これが「短歌」と呼ばれ、ルールのある「和歌」とは区別されるようになった。そして1980年代、俵万智さんにより、もう1つの革命が起きた。俵万智さんは、書き言葉の文語体が中心だった短歌の世界に、話し言葉の口語体で詠む軽やかな短歌を持ち込んだ。これによって短歌の裾野は一気に広がっていった。そして現在、空前の短歌ブームが到来している。SNS時代になり発表される短歌の数が爆発的に増えている。現代短歌の特徴にはSNSによる「つながり」(上の句はそのままで、下の句を変えた短歌が返信として投稿されるなど)や、「リアルな負の感情」(ちょっとしたネガティブさや後ろめたさが共感を呼ぶ)などがある。短歌を詠むポイントは、SNSの「いいね」に左右されず、自分にとって大事なものを考えること。そして、肌見放さず持っていたい思いを言葉にすること。短歌の歴史を研究してきた専門家によると、日本人が短歌に魅了される理由には「祈りの心」があるという。人に心があるかぎり、願いがある限り、祈りたいことがある限り、短歌・和歌は続いていく。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月11日放送 15:40 - 16:54 テレビ東京
よじごじDays五感で楽しむ!大自然散歩inあきる野
秋川にかかる「あゆみ橋」にやってきた。「アユ」を見る橋として命名されたという。秋川はアユ釣りの名所として知られる。また、耳を澄ますとカジカガエルの鳴き声も聞こえる。

2024年6月7日放送 19:57 - 20:42 NHK総合
チコちゃんに叱られる!(チコちゃんに叱られる!)
「韻を踏むと気持ちいいのはなぜ?」という問題。正解は「リズムと驚きを同時に味わえるから」。韻を踏むとは似た響きの音を繰り返すこと。韻には脚韻と頭韻の2種類がある。脚韻とは言葉のおしりの母音を揃えること。頭韻は言葉の頭で繰り返す韻。日本最古の歌集「万葉集」でも韻が使われている。毎年掲げられる都道府県のキャッチコピーでも使われている。韻から生まれるリズムが人々を[…続きを読む]

2024年5月21日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
日本の最高峰・富士山。万葉集の中で「国の鎮めの神」と歌われ、日本を代表する信仰の山としても知られている。その姿は、数々の芸術作品にも。独特の文化をはぐくんできた富士山。2013年には世界文化遺産に登録され、海外からも多くの観光客が訪れている。山梨県側の富士山5合目に来た。富士山を巡るオーバーツーリズム。ここでも変化が見え始めている。急増する外国人観光客。中に[…続きを読む]

2024年5月12日放送 13:27 - 13:30 TBS
四季折々の贈り物(四季折々の贈り物)
今日の贈り物は「藤」。万葉集でも多くの歌に詠まれ、江戸時代にはこれを楽しむ文化も強くなった。またその生命力の強さから、多くの名字や家紋にも使われるようになった。また藤の花は紫意外にも黄色や白などもある。あしかがフラワーパークではこの時期様々な藤を見ることができる。

2024年5月7日放送 19:00 - 20:00 フジテレビ
今夜はナゾトレ1200坪10万種!日本のスゴイ花店SP “母の日”に人気のオザキフラワーパークから出題!
関東の花名所に咲く5月の花の名前をお答えください。正解はツツジ、ラベンダー、ポピー、カキツバタ、シャクヤク、スイセン、シバザクラ、サツキ、ハナショウブ。

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