プロ野球後半戦、巨人・坂本勇人選手に密着した。坂本選手は右打者史上最年少で2000安打達成、守備では6度のゴールデン・グラブ賞を受賞するなど数々のタイトルを獲得してきた。しかし昨季、極度の打撃不振に陥りキャリアワーストの打率を記録し17年ぶりに不振で二軍降格となった。野球人生をかけ挑んだ今季、11試合で二軍降格、「ちょっとずれてるなぁと感じる」などと話した。阿部監督は「本人が一番苦しいのではないか、今が一番踏ん張り時かなと思う」と話した。5月に岡本和真選手が怪我で離脱、坂本選手が一軍に緊急昇格となったがわずか4試合で再び二軍降格。坂本選手は「球場で打席に立つときの期待感みたいなものがすごく薄い」と球場内の変化を感じると話してくれた。