三井住友銀行は大規模災害で生じた損失額を融資の返済から免除する法人向け融資を始めたと発表した。企業が災害で損失を出した際、銀行が運転資金や設備資金として企業に貸した資金のうち事前に定めた金額を返済から免除する仕組みだ。代わりに通常の貸出金利に手数料を上乗せする。工場の新設などを検討する企業にとって資金調達と保険を別々に契約するよりもコストが下がる可能性がある。災害が増え火災保険量が上昇するなか保険以外でも補償の選択肢を作り企業の成長投資を後押しする狙いだ。
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