株価の見通しに関して。予想レンジは38850円~39250円。きょうの日経平均は上昇して始まるだろう。注目ポイントはトランプ政権発足前の日本株。2016年大統領選から2024年大統領選における日本株の動きの違いを紹介。2016年はトランプ氏による大型減税政策による世界的な株価上昇がみられた。今回も減税政策はあるが、比較的緩やかな動きとなっている。業種別や内需株、外需株ごとの変化の違いも紹介。2016年大統領選時との大きな違いは、日本株の騰落が小さいということ。第2期政権となるため、市場も過度に楽観も悲観もしていないためと推測される。注目すべきは、トランプ氏の関税引き上げ策。アメリカにとって悪い面もあるため、中国以外への関税引き上げは回避されると予想。実際にこの流れが確認されれば、日経平均は40000円台を回復するきっかけになるだろうとした。