東京デフリンピックに2大会連続出場となる柔道・佐藤正樹を紹介。デフ柔道は補聴器などを外し聞こえない状態で対戦する。去年は世界選手権で初の金メダルを獲得。デフリンピックでも金メダルを目指し、高校の柔道部で稽古している。稽古中も補聴器を外すため指導者のアドバイスは聞こえない。妻・まりあさんは稽古の映像に字幕を付けることを提案。スマホアプリで指導者の声を文字にしている。字幕を見ることで技をかけるタイミングなどを理解できるようになった。聴覚障害の子供などに柔道教室を定期的に開催している。デフリンピックで金メダルを獲得し、同じ境遇の子供たちがスポーツをするきっかけにしたいという。