文豪が定宿にして、執筆活動をした「山の上ホテル」。建物の老朽化のため、きょうから休業に入った。直木賞作家の伊集院静さんもこのホテルを愛した1人だ。このホテルのベルボーイだった人は、退職するときに、挨拶に行き、伊集院さんからメッセージ入りの本をもらい、いまでも大切に保管しているという。営業を再開するかどうかは決まっていないが、ホテル支配人は、再開したとすれば、山の上ホテルらしいおもてなしを提供したいと話している。
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