今シーズン最初の4大大会「全豪オープン」に臨んだ小田選手は去年、史上最年少記録を次々に更新。6月には世界ランク1位に輝き、全仏オープン・ウィンブルドンで優勝するなど飛躍の1年となった。現在世界ランキングは2位で既にパリパラリンピックの代表に内定していて、メダル獲得の期待がかかる。小田選手は「世界ランク1位でパラリンピックを迎えたい。全てのグランドスラムで取りたい」と話した。去年は準優勝だった全豪オープン。迎えた今日の初戦は三木拓也選手を相手に多彩なプレーで攻める。得意なサーブから強烈なバックハンドからエースし徐々にネット前に出るとバックハンドでボレーするなど第1セットを先取する。続く第2セットでもドロップショットを放つなど多彩なプレーで三木選手を翻弄しストレート勝ち。パラリンピックイヤー最初の大会で好スタートを切った。