きのうから始まった連続テレビ小説「虎に翼」を取り上げる。主人公のモデルで日本初の女性弁護士の1人・三淵嘉子さんについて解説する。戦前、女性は裁判官にも検事にもなることはできなかった。三淵さんは1938年に司法試験に合格し、40年に弁護士に。49年に判事補となり、72年には家庭裁判所所長となった。三淵さんは自分の力で生きていきたいと望んでいたが、父は「なにか専門の仕事を持つための勉強をしなさい」と伝えていたという。
「虎に翼」の主人公は新しい日本国憲法ができ、男女平等が明記されたことを知り歩き出す力を得る。三淵さんも男女平等が盛り込まれたと知った時「一生のなかで一番素晴らしい瞬間だった」と語っている。
「虎に翼」の主人公は新しい日本国憲法ができ、男女平等が明記されたことを知り歩き出す力を得る。三淵さんも男女平等が盛り込まれたと知った時「一生のなかで一番素晴らしい瞬間だった」と語っている。