街の人たちに睡眠時間について聞くと、睡眠時間が足りていないという人がほとんど。日本人の平均睡眠は世界の平均よりも1時間も少ない7時間22分で、33か国中最下位(OECD調べ)。近年は睡眠の重要性が認識され始めた。GMOインターネットグループの仮眠用ソファ、三菱地所の仮眠室を紹介。企業が昼寝を推奨している。今年発表された睡眠に関する調査では多くの子どもたちが適正な睡眠時間を取れていないと言い、高校生に至っては約8割が睡眠不足。熊本県立宇土高等学校では10分間のお昼寝TIMEを実施している。日本睡眠学会・内村直尚理事長は「10分間くらいの昼寝を昼休みにすると、集中力や注意力、記憶力のアップなどをもたらす」と語った。15分の昼寝を導入した福岡・明善高校では導入とともに生徒の学力が上昇。難関大学への進学率が上がった。現役中高生74人にありかなしか本音を聞いたところ「あり」が56、「なし」が18だった。