ここからは経済部・佐野さんが解説。最新のコメの価格を確認。今月17日までの1週間で販売されたコメの平均価格は5キロあたり税込み3,768円と4週ぶりの上昇となったが、5月に入ってから3,700円台で推移しており、農林水産省は「値下がりの傾向に変わりはない」としている。埼玉県川口市のスーパーでは10種類以上のコメを取り扱っており、4月からは新潟県産のブレンド米を5キロ税込み約2,800円で販売。100袋単位で仕入れても1週間ほどで売り切れるという。また、比較的価格が高い銘柄米も今月中旬には3種類が3,000円台前半で販売されていた。需要に対して去年収穫されたコメが余っていることが大きな要因。今年の新米の時期が徐々に近づく中でも卸売業者が持つ去年のコメの在庫が多い。岐阜県の卸売業者では例年より高値で調達したが、想定したペースで売れず、今年に入って一部の銘柄で仕入れ値を2~3割ほど下回る価格で卸しているという。それでも在庫量は今月末時点で去年の2倍以上にのぼるという。販売会社社長は「中東情勢の影響でエアコンなどのコストが上がるおそれがある中、在庫をさばくには値段を下げるしかない。新米が出回る前にできるだけ在庫を減らしたい」としている。専門家によると、「ことし産の価格の見通しについては5キロ3,2000円が1津乃目安。在庫が積み上がる状況が続けばさらに下がる可能性もある。去年産の価格の見通しは、新米の出荷が始まる7~8月にはことし産以下の水準まで下がってくる可能性が高い」と話す。
住所: 東京都千代田区大手町2-3-6
URL: http://www.mri.co.jp/
URL: http://www.mri.co.jp/
