石破総理が出席をとりやめたNATO首脳会議のポイントについて三菱UFJアセットマネジメント・石金淳が解説した。首脳会議はオランダ・ハーグで本日からあすにかけて開催。首脳会議ではスペインを除く加盟国の防衛費をGDP比5%まであげることで合意すると見込まれる。防衛費増額の背景にはロシアとウクライナの紛争以外に中東情勢の緊迫などもあるとみている。アメリカの国防総省が21日にトランプ政権が日本を含むアジア太平洋の同盟国に周辺海域の安全補償強化を念頭に置きNATOと同様の水準を要求。いずれもまだ達成していないが、防衛費増額が世界的な潮流となるのは間違いない。株式市場的には安全保障に不可欠な半導体、ハイテク素材のセクターも息の長いテーマになりそう。