米国エヌビディアに続き日本企業10社からも巨額の資金を調達したことが明らかになったスタートアップ企業のサカナAI。三菱UFJはサカナAIとの出資契約をきのう締結したと発表。出資した10社の中で最大の出資額となり、今後、サカナAIとの協業を進めていく。サカナAIをめぐっては今月、米国の半導体大手エヌビディアをはじめ、総額200億円を調達し、創業からわずか10ヶ月で、ユニコーン企業となった。三菱UFJでは、これまでマーケティングのための膨大な顧客データの分析に、多くの人手を割いてきた。ただ、顧客に対するサービスに対してより付加価値をつけるためには、AIサービスの導入で分析業務の一部を完全自動化する必要があると考えたという。4月には社内のAI化などに対応する部署を新設。今後もAI開発企業への出資、協業を進め、幅広い業務にAIサービスを活用したい考え。
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