中国・上海の伊勢丹が6月30日に閉店となり、大勢の客が別れを惜しんだ。閉店を迎えた上海の伊勢丹は1997年に開業し、2014年には売り上げ119億円を記録した。閉店の理由について、三越伊勢丹ホールディングスは「契約の満了」としているが、中国経済の成長が鈍化したことやインターネット通販の台頭など買い物スタイルの変化もあって、ここ数年は赤字が続いていた。伊勢丹はピーク時に中国で5店舗を営業していたが、残るのは天津市内の1店舗のみとなる。
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