高島屋が業績見通しを発表、営業利益を下方修正した。百貨店業界ではインバウンド客による高額品の需要が伸び悩む。集客を狙い新たなサービスを始める企業も出始めている。高島屋は来年2月までの営業利益の見通しを580億円から500億円に下方修正。同時に公表した今年3月から5月までの決算も前年比で26.9%のマイナス。日本百貨店協会によると、5月の免税売上高は約425億円、3か月連続で前年割れ。三越伊勢丹は3月から海外顧客向けアプリ「MITSUKOSHI ISETAN JAPAN」を開始。イベント情報や5%割引クーポンなどを提供。1週間あたり約1万件ダウンロードされている。来店客増加につなげたい考え。三越伊勢丹・アプリ運営部・林部長は、アプリで客の基盤をつくっていく狙いとコメント。