- 出演者
- 小泉孝太郎 ヒロミ
銘仙はカルピスの誕生やラジオ放送が始まった大正から昭和初期にかけて女性の普段着として人気だった絹織物。当時女学校進学率も上がり女学生の通学着として普及した。銘仙コレクターとして本を出版している桐生正子さんを調べる。展示会に来ていたのは9割が女性。
桐生さんは銘仙を600枚ほど持っていると話した。銘仙と出会ったのは学生時代で料亭のアルバイトで着付けのため着物探しに行った骨董市という。銘仙はフリーマーケットや骨董市でも手に入り1000円台~数万円程度が相場。当時の時代背景やブームなどがデザインされている。1958年の南極観測隊の帰還が話題となり、南極のシンボル・ペンギンがデザインされている。昭和初期にはエチオピアの外交団が日本を訪れ、皇太子は日本の女性をお妃にと所望した。着物のデザインから国際情勢まで考察できる。
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世界の芸術のトレンドを取り入れたものも。ロシア・アバンギャルドは1917年ロシア革命のさなかに生まれた芸術運動。当時の流行やブームが反映されたデザインを紹介。「子どもの教育にも役立つ」と小鳥を飼う家庭が急増。1950年代は日本スピッツが家庭犬として大人気となった。フルーツパーラーブームになるとフルーツがデザインされた。銘仙は先に糸を染めてから織るため多少柄がズレる。
谷口商店は1927年創業。大田区のお土産100選に選定されている。
甘納豆は江戸時代に榮太樓總本鋪が生み出した和菓子。谷口商店の甘納豆は全7種類。高原花豆は標高800m以上の高地でないと栽培しにくいため貴重な豆という。小豆は1kg1205円、高原花豆は1kg7212円と約6倍。食物繊維はさつまいもの約10倍、鉄分はほうれん草の約3倍。去年の年商は3300万円という。
1日目は豆をぬるま湯に漬け寝かせる。浸水時間はその日の豆の状態によって変える。2日目は重曹を入れて炊く。豆一粒一粒を見ながら状態を確認し、豆にピアノ線を刺して炊き具合を確かめる。3日目は豆の入った釜に糖蜜を入れ、蒸発したらまた入れる。蜜の粘りで煮詰まり具合を判断するという。煮詰めの段階で、糖の量が豆の中の水分量を上回らないと水がにじみ出てベタベタした甘納豆になってしまう。
谷口商店は三越の祭事で出店していたが、今は蒲田でしか買えない。豆を乾かし、豆にグラニュー糖をまぶして乾かす。谷口さんは食堂 サビーズ、金春、鰻前えとうなどを紹介してくれた。とんかつ檍 京急蒲田店に40分かけて到着した。かつ丼弁当は500円という。
番組が以前紹介した彫刻の神・中尾芳山さん。60年ごとに祠が建て替えられる島根・弁天島の沖御前神社について、その建て替えを担当。本職は獅子頭づくり。05年、県のふるさと伝統工芸品に指定された。
60年ごとに祠が建て替えられる島根・弁天島の沖御前神社。その建て替えを任された中尾さんに密着。6月28日、御神体が祠に移され全工程が完了。
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次回の「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」の番組宣伝。
「サタデーLIVE ニュースジグザグ」の番組宣伝。「あす投開票の参院選 『外国人政策』急浮上の背景に何が?」など。
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