今日発表された7月の消費者物価指数で食料が9.2%の上昇となり、約半世紀ぶりの高水準となっている。連日の猛暑で氷の製造業者等は値上げの影響を感じさせないほどの売り上げをみせている一方で、都内のあるパン屋では値上げと猛暑の影響で客足が遠のいて苦しい状態となっている。集客のため辛いパンで食欲を刺激するパンを期間限定販売するなど試行錯誤している。消費者物価指数全体の上がり幅は3.1%で、3%以上の上昇は11ヶ月連続となっている。都内のあるスーパーではこうした状況から値下げを実行し、購買意欲を高めようと工夫している。専門家は「持続的な賃上げを行う事で今後の物価高騰を上回るため、実現可能性を持って進めて欲しい」と話した。