自民党総裁選について。昨日は茂木派の加藤勝信元官房長官が出馬に意欲をみせた。茂木幹事長自身も出馬に意欲をみせている。上川陽子外務大臣はお盆返上で推薦人確保に取り組む様子をSNSに投稿。高市早苗経済安全保障担当大臣は自身のXに「国家経営を担うべく心を固めている」と投稿した。10人以上が出馬の意欲を示し、乱戦模様となっている総裁選。いち早く出馬への意欲を示した石破茂元幹事長は昨日、「推薦人のめどはつきつつある」などと話した。圧倒的知名度を誇る小泉進次郎元環境大臣は、まだ出馬について言及していない。その小泉氏と同じ40代の小林鷹之前経済安保担当大臣は、今日にも出馬を正式に表明するとみられている。小林氏は千葉県出身で、開成中学・開成高校を経て東京大学に入学。大学卒業後は財務省を経て2012年の衆院選で初当選した。地元からは期待の声が高まっており、田崎史郎氏は小林氏について「中堅・若手の支持を集めて推薦人20人を確保している」などと話した。今回の総裁選は派閥解散後初の戦いで、田崎氏は「各議員が自分の自由意思で候補者を選べるようになった。そのため勝利予想が難しくなっている。派閥なき本命なき総裁選になる」などと話した。