来月の自民党総裁選挙を巡り、石破元幹事長が地元鳥取で立候補を表明した。石破元幹事長は「ルールを守り、国民に信頼される政治、日本を守り、国民を守り、地方を守り、未来を守る。最後の戦いと位置づけ、全身全霊で臨んでいく」と述べ、地元の支援者を前に「38年間の政治生活の集大成として原点に戻り、支持を求めていく」と訴えた。来週にも東京都内で記者会見を開く予定。正式表明は小林前経済安保担当大臣に続いて2人目。26日に会見する予定の河野デジタル大臣も改めて「世界的に混迷を深める有事と言っていい時期になった。経験をしっかり生かして国をリードしていきたい」と意気込みを語った。出馬に必要な推薦人確保に向けて動いている上川外務大臣は「いよいよ着地の姿が見えてきたかなという印象だ」と手応えを語った。