自民党総裁選挙は自民党内部のことだが、総裁が総理大臣になる可能性が高い。総裁が決まると国会議員全員が総理大臣を選ぶが、自民党が多数を占めているため結果的に自民党総裁が総理大臣に選ばれる。今回の総裁選は過去最多の立候補者。裏金問題をきっかけに派閥がほとんど解散したため、立候補者が増えた。派閥があると派閥内で応援する人が決まっていると立候補しないように言われたりといった縛りがある。今回は昔同じ派閥から何人も立候補することができるようになった。麻生派だけは解散しない意向。また岸田総理が出馬しなかったことで、総理を支える党幹部や大臣が多く出馬した。総裁選で知名度を上げれば次の選挙でも有利になるという考えもある。自民党としては立候補者が多いことで派閥を解消したクリーンな政党というアピールにもなる。