自民党が新たなPR動画を公開。強調されているのは「日本を、新しい未来へ。」という前向きなメッセージ。告示後、各地で討論会や演説会が行われている。高市氏は「私は国の究極の使命、それは国民の皆様の命を守り抜くこと」。小泉氏は「出る杭を伸ばす、失敗を許容する、再チャレンジを誰もができるそういう社会に変えていかなければならない」。上川氏は「日本初の女性総理として皆さんと一緒に新しい日本の景色を作っていきたい」。小林氏は「総理総裁になれば皆さんが苦しんでいる物価高に対するパッケージを年内に打ち出します」。河野氏は「規制改革を進めて色んな技術がもう実現できるそういう日本を作っていきたい」。茂木氏は「子育て支援策を充実する、防衛力も強化する。それを増税ゼロでできたらそっちの方が良いと思いませんか」。聴衆からは冷静な反応の声も。演説では過去の問題についてはほとんど触れられなかった。福島では行われた演説会で林氏は「もうすぐ第2復興期が終わる。あと1年ちょっと。しっかり財源を確保して次の期間を迎えなければならない」。加藤氏は「福島の桃おいしいです。甘いです認めます。完全な撤廃を目指しましょう」。石破氏は「避難所で雑魚寝をしているのは先進国の中で日本だけ。遊びや冗談で防災庁を創ろうといっているのではない」。なぜ候補者は政治とカネの言及を避けるのか。自民党中堅議員は「政治とカネの問題で踏み込んだ発言はできない。票に繋がらないからあえて話さない」。