カナダ・アルバータ州の分離独立運動が大きくなっている背景にはトルドー前首相の政策が大きいという。カナダを構成する州の中で4番目に大きいアルバータ州の主要産業は石油や天然ガスなどのエネルギー産業となっており、1人あたりのGDPは国内で最も高い州となる。そんなアルバータ州だが先月の世論調査によると独立に「賛成」は住人の28%となっている。トルドー前首相の掲げた温室効果ガスなどの排出量を2030年までに2022年の63%に抑える目標が関係しているとロイター通信は報じている。上智大学の前嶋和弘教授はアルバータ州の独立を支持することでカーニー首相への圧力を強める狙いが大きいと見ている。
