中国・天津で31日から上海協力機構の首脳会議が始まる。習近平国家主席やロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相、ベラルーシのルカシェンコ大統領、イランのペゼシュキアン大統領などが参加する。上海協力機構は2001年、中国とロシアが中心となり設立した国際的な枠組みだ。20カ国以上の首脳と国連など10の国際機関の代表が参加する。アメリカのトランプ政権が関税などで各国への圧力を強めるなか、会議を通してロシアとの関係や「グローバルサウス」との連携をアピールするとみられる。首脳会議は来月1日まで、2日間の日程で行われる。