中国の若者の失業率が高くなっている厳しい状況だが、自分なりの生き方を模索している若者たちの姿があった。中国では若者の雇用情勢が厳しい状況で競争が激しくなる中、頑張り過ぎず最低限の暮らしを満喫する寝そべり族という若者が増えていて、社会現象になっている。中国では会社など組織に属さず個人で仕事を請け負って働くでフレキシブルワーカーと呼ばれる人々が約2億人いるとされている。収入は安定しないが、自由な働き方をする若者が増えているという。今年大学などを卒業した若者は過去最多の1222万人、それに合わせて100日で1000万人採用キャンペーンと名付けられた大規模な就職説明会が各地で行われているが、景気の先行きへの不透明感は広がっているため若者たちの就職難はしばらく続くとみられる。