上田市で養蜂業を営む2人。自然を生かした仕事をしたいと3年前、別當さんが養蜂を始め、吉成さんが参加した。主に方策放棄地を狩りて市内6か所に養蜂場を設置。100万匹のセイヨウミツバチを飼育している。今は採蜜シーズン。花から採れたばかりの蜜は水分量が多く糖度は約30%と発行して酒のような状態に変化し保存できない。2人が取り組むは無添加・非加熱の天然ハチミツ。日本養蜂協会の基準で商品に出荷するために必要な糖度は78%以上と決められている。糖度は一定以上になるよう10日ほどのサイクルで6か所の養蜂場をまわり、蜜を絞っている。様々な花から蜜を集める百花蜜が一般的だが、2人が力をいれるのは一種類の花から蜜を集める単花蜜。年間、約10トンを生産し県内外のスーパーや土産物店に販路を拡大している。